研究分野
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ライフサイエンス / 内科学一般
経歴
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日本医科大学
共同研究・競争的資金等の研究課題
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新型高洗浄環境技術<CUSP>を用いた高齢者睡眠障害に関する研究
研究課題/領域番号:15K15280 2015年4月 - 2017年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
安武 正弘, 石橋 晃, 小原 俊彦, 兵働 英也, 松村 典昭, 小野寺 直子, 田中 啓広, 若栗 大朗, 須崎 真, 三枝 太郎
配分額:2080000円 ( 直接経費:1600000円 、 間接経費:480000円 )
新型高清浄環境技術(CUSP)は病院における無塵室相当の空気清浄度を手軽に達成できる。この技術を睡眠中に適応すると,クリーンな睡眠環境を提供するだけでなく,体動による僅かな塵埃微粒子の変動を生体情報として捉えることができる。これをkinetosomnogram(KSG)とし,睡眠情報検知への応用を検討した。
被検者に睡眠診断装置(PSG)を装着してテント状CUSP内で就寝させ,PSGとKSGとを対比した。KSGにより脳波上の覚醒反応を予測できることが示唆され、レム睡眠周期の予想も可能であった。KSGは非侵襲・非接触に睡眠状態の評価を可能とし、高齢者の睡眠障害評価への応用が期待された。